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国吉祭 2024 CARAVAN in 円城寺

第20回岡山芸術文化賞準グランプリ
第46回岡山市文化奨励賞受賞
(公社)企業メセナ協議会事業認定事業

 
 

円城寺での国吉祭の開催について

今年の国吉祭CARAVANは、行基菩薩により715年に建立された本宮山観音院円城寺が会場です。2015年には開山1300年を迎えた歴史ある寺院を会場に工作ワークショップと、国吉康雄の実寸大模写作品や、国吉康雄研究講座が研究、顕彰活動をしてきた作家の作品展示を行います。

 
 

イベント紹介

 
 
工作ワークショップ
国吉康雄研究講座が日本各地の美術館や公民館で実施してきた、国吉康雄が描いた絵に出てくる仮面をオリジナルで作るものや、国吉康雄の作品ポストカードを額装するワークショップを行います。これらは、MoMAの愛称で親しまれているニューヨーク近代美術館にも評価を受けています。
開催する背景にあるのは、子供の頃の様々な「体験」が、受験や就職活動で重要視されつつあるコミュニケーション能力を含む「非認知能力」を伸ばす鍵だといわれていることです。非認知能力とは、例えば勤勉性や自制心などの「自分に関する力」や、最近注目されているコミュニケーション能力など「人と関わる力」を含む能力のことです。子供の「体験」は、学校だけではなく、学校外での体験が大切だといわれています。昔は、地域のお祭りやお楽しみ会など無料で参加できるイベントが多くありましたが、昨今の「体験」の有料化で、参加できるものは限られてきます。この機会に、親子でワークショップを体験してみませんか?
 
 
展示企画
国吉康雄研究講座が進める研究と教育活動に関する展示を行います。国吉康雄の実寸大模写作品をはじめ、国立ハンセン病療養所長島愛生園で暮らす画家であり、再評価が進められている画家、清志初男氏や山本一雄氏の作品。熊本県御船町出身の画家で地域文化の発展に生涯を捧げ、熊本地震でその作品が被災した際には、地域の方々が救出した、画家、田中憲一の作品展示を行います。
加えて、岡山大学 5D Lab. Media Gallery.でこれまで展示した作家紹介として、岡山大学で創作活動を続ける藤原千樺さんと天艸らんさんの作品や、岡山で創作活動をしている絵描き、海太郎さんの作品を展示します。
 
 

 
 

 
「国吉型・対話探求鑑賞モデル」を実践する学生

「国吉型・対話探求鑑賞モデル」を実践する学生

 

 
 

会場
本宮山 円城寺
709-2412 岡山県加賀郡吉備中央町円城742
 
会期
11月17日(日)
11:00〜16:00ごろ

 
主催
(一社)クニヨシパートナーズ
 
主催
文化がまちにある!プログラムin備前実行委員会 / 岡山県 / (公社)岡山県文化連盟 / おかやま県民文化祭実行委員会
 
企画
岡山大学学術研究院教育学域《国吉康雄記念・美術教育研究と地域創生講座》
 
制作協力
岡山大学5D Lab.
 
助成
(公社)福武教育文化振興財団