Yasuo Kuniyoshi Project

岡山大学大学院教育学研究科《国吉康雄研究寄付講座》

 11月13日
舞台劇「老いた道化の肖像をめぐる幾つかの懸念」の稽古風景


みなさんこんにちは!
国吉祭宣伝班です。
 
岡山大学では大学祭が終わりましたが、私たちは国吉祭に向けて準備を進めています!
 

 
さて、今回は11月6日にお邪魔させていただいた、舞台劇「老いた道化の肖像をめぐる幾つかの懸念」の稽古の様子をご紹介いたします。この日は伊勢大貴さんが合流して、役者さん全員が揃いました!これからは稽古にもいっそう気合が入りますよ~!!

岡山にお住いの皆さんはご存知かと思いますが、岡山で舞台を見る機会は少ないですよね。今回の執筆担当2人もあまり観劇することがなく、舞台に詳しくないのですが、稽古を見ているだけでも役者さんたちの迫力に圧倒されてしまいました。見学させていただいた場面では、動きが激しくないシーンも多かったのですが、あやしい笑み、強くなる口調、静かな佇まい…思わず引き込まれてしまいました。

また、舞台は、ドラマなどの映像作品と違ってカメラワークがなく、同じ席から、同じ角度で、自分で見るものを選び取るんだなと感じました。一階席から見るのと二階席から見るの、右から見るのと左から見るの、すべて異なっていて、舞台上に何人もいるとき、どこに注目するのかは自分次第。私が見ているものと、隣の人が見ているものは、きっと全く異なっています。そして"生"という迫力。生身の人間がいて、そこから発せられている言葉たち。キャラクターたちがそこに存在し、まさに今、リアルタイムで動いていくストーリー…。あまり舞台を見たことがない私たちにとって、とても新鮮で面白かったです。

みなさんは舞台、どれくらい見られたことありますか?舞台が好きな方にはもちろん、私たちのようにみたいことがない人にも、「本物」の舞台を見に、Jホールにお越しいただきたいです!
 

ちなみに、稽古はとても素晴らしかったのですが、監督は「まだ伸びしろがある」とおっしゃっていました…!(震)私たち自身も、本番がとても楽しみになりました!
 

 11月11日
フォトラリーが始まりました!!


 
フォトラリー宣伝
 
本日11/11(土)の午後~26(日)17:00まで、国吉祭2017×表町商店街コラボ企画
フォトラリー「国吉祭2017を撮ろう」
を、本イベントに先駆けて開催します。
 
参加方法・コース・景品(一部)は以下の通りとなっております。
 
●参加方法
① 以下のA・B・C、いずれかのコースを選んで、撮影ポイントにて「国吉祭関連アイテム写真」を撮影
② 「#クニヨシラリー」を付けてInstagramにアップ!
または、11/25(土)・26(日)に「国吉祭2017」開催中のJホール受付で写真を見せる
③ クジを引いて景品を受けとる!!
●コース
Aコース/地図上の1から8の全ての対象で撮影
Bコース/地図上の3から8の対象を撮影
Cコース/表町商店街にある「クニヨシちゃん」のイラスト3種類を探し出して撮影
●景品(一部)
国吉康雄複製原画(豪華額縁付き・Aコースのみ)
レオマリゾート ワイドフリーパス10組(\8,800相当・Aコースのみ)
瀬戸内国際芸術祭写真図録
吉備之国くまなく旅し隊「くまなく」ぬいぐるみ
出石伝統手作り「篠笛」
舞台出演者サイン入り台本(ACコースのみ)
他にも様々な景品がございます。
 
国吉康雄生誕の地~表町まで、少し「岡山」を歩いてみませんか?
 


 
クニヨシちゃん
ぼうしにロイドメガネの女の子を探そう
 

 
●ラリーポイント
① 出石町「国吉康雄シャッターアート」
② 天神山文化プラザ喫茶室
③ ONSAYA COFFEE表町店
④ ヒバリ照ラス
⑤ 桃たろうポケット
⑥ SUNAMI文房具店
⑦ 長谷川楽器店
⑧ さんかく岡山
 
 
 
 
 


 10月17日
自主ゼミナールの活動


おはようございます。
国吉祭宣伝班です!
 
 


 
日曜日は「ONSAYA COFFEE」さんで自主ゼミナールを行いました。
(勝手にやったわけじゃないよ!)
内容は舞台に向けたイベント企画、宣伝会議。だんだんとカタチになっております!
 
 
なぜ会議室や大学じゃないかって?
 
 
国吉講座主催で11/25,26に舞台を開催するのですが、実はただ舞台をやったり、関連イベントをやるのではないのです。
 
ちょこっと説明させていただくと、
この舞台劇は
 
・岡山大学の各学部・学年で構成される「クリエイティブ・ディレクター養成講座(CD養成)」受講生
・岡山後楽館高校クニヨシ部所属の高校生、
・出石国吉康雄勉強会所属の社会人有志(通称、自主ゼミナール)
 
で企画・運営されます。
 

 
そんな、高校生から一般の社会人までの製作陣を、岡山市内に拠点を置く行政、教育機関、企業、各種団体との連携や支援をしていただいて実現しています。
 
 
つつ、舞台の専門的な領域には、東京で活動する俳優やアーティスト、クリエイターが「国吉康雄や瀬戸内のアートが好き・岡山に自身のルーツがある」といった理由で制作に参加してくださっています。岡山のスタッフと共に舞台を作り上げて行く、、、いうならば、「岡山発・クリエイティブ人材育成プログラム」なのです!
 
 
と、前置きが長くなりましたが
そんなプロジェクトをご理解いただいて、面白いね!と言ってくださる企業さんと、連携し、舞台を盛り上げています。今回の場所も、岡山を拠点に展開する「ONSAYA COFFEE」さんが「ぜひ、ウチのスペースを使ってください」と、実現しました。
 

 
自主ゼミだけなく、こないだご紹介したダンスチームなどなど、多数のチームが動いております。
また、ご紹介させてください。
 
 
 
 
 


 10月7日
国吉康雄について


おはようございます。
国吉祭宣伝班です!
 
私たちの「国吉プロジェクト」や「国吉祭」を知ってもらう上で欠かせない「国吉康雄」という人物について、改めて皆さんに御紹介したいと思います。
 
 

 
1889年9月1日、現在の岡山市北区出石町で産まれた国吉は、日露戦争後の国策もあり、岡山県工業学校染織科を中退し単身16歳で労働移民としてアメリカに渡り、様々な仕事を経験します。17歳の春、ロサンゼルスの公立高校の夜間部に通い始め、そこでコミュニケーション手段として描いていた絵を教師に評価され、美術学校に通うよう勧められます。その後いくつかの美術学校に通う中で、ニューヨークにある「アート・スチューデンツ・リーグ」に身を置き、絵の才能を開花させ、やがて独特な作風を確立。その後、画風を時代ごと変化させながら、日本人でありながら、1948年には「ルック誌」が選ぶ「現代アメリカの最も優れた画家の10人」に選出された他、1952年には現代美術の国際美術展覧会ヴェネチア・ビエンナーレのアメリカ代表となるなど、20世紀前半のアメリカを代表する画家として活躍します。また太平洋戦争中は敵性外国人とされながらも自らの信念に従い自由と民主主義を信じて軍国主義を批判し、アーティストに対する人種差別や制作地域に対する偏見などと戦うなど、アーティストの権利獲得運動の中心に立ち、アメリカ美術家協会初代会長となるなど、社会活動家、開拓者としても高く評価されています。
そんな国吉は1952年、アメリカでのアジア系移民の市民権獲得が可能となり市民権を申請しますが、翌年5月14日、市民権が獲得できぬまま、多くの友人や仲間たちに惜しまれながらニューヨークで亡くなりました。その後、アメリカ国内において多文化主義の重要性から2015年にアメリカのスミソニアン・アート・ミュージアムで、1948年以来2度目となる 大規模な展覧会が開催されました。この回顧展は世界最大の国吉コレクションである、「福武コレクション」全面協力のもと実施し、期間中 40万人が来場。ニューヨーク・タイムス、ワシントンポストなど各紙面で絶賛され、その年の全米美術館の評価ランキングで5位の企画展という栄誉を受けるなど、アメリカの多様性を体現するアーティストとして再評価が始まっています。
 
 
もっと詳しく知りたい!という方は こちら

10月1日

出石国吉康雄勉強会と国吉康雄研究寄付講座


 
おはようございます!
 
今日は、国吉祭の原点である、「出石国吉康雄勉強会」と国吉祭の企画・運営の中心である「国吉康雄研究講座」についてご紹介します!
 
 
「出石国吉康雄勉強会」
瀬戸内国際芸術祭2013で才士真司氏(現 岡山大学教育学研究科准教授)が直島ベネッセハウスミュージアム「国吉康雄展」の展示や演出を手掛けることとなり、取材のために岡山市北区出石町を訪ねたことがきっかけでした。
 
 
 
才士氏が取材を重ねるうち、出石町の方たちから「国吉康雄のことをもっと知っておきたい」という声が上がるようになり、才士氏が中心となって「出石国吉康雄勉強会」を始めました。現在でも月1回の頻度で開催されています。今年で5年目なんです!勉強会では、出石の方達に加え、出石以外の地域からの方達も参加するようになり、今では、国吉展が行われた横浜へのツアーを企画するなど、その活動に広がりを見せています。
 

 
出石町の人たちが中心となって参加するこの勉強会を通じて「国吉作品や研究資料を活かし、楽しみ、次世代へ伝える主体的な人材を育てるプラットフォームになり得るかもしれない。」という可能性や気づきが積み重なり、調査をすることになりました。判断材料を得るために、2013年からは国吉祭を開催することに。
 
 
「国吉康雄を中心とした美術鑑賞教育研究講座」
 

 
2015年10月からはその主体を大学に移し、岡山最大の規模を誇る「福武コレクション」と呼ばれる国吉康雄作品群を管理する福武財団と、福武教育文化振興財団の両財団の寄付により、「寄付講座『国吉康雄を中心とした美術鑑賞教育研究講座』(略:国吉康雄研究講座)」が岡山大学大学院教育学研究科に設立されました。講座では、国吉康雄に関する研究をベースに、岡山の子どもたちへの先進的な美術手法を用いた教育や地域コミュニティと地域文化に寄与する人材の育成を目指しています。
 
と、このような経緯で国吉康雄研究講座が設立しました。
国吉祭も早くも6年目で7回目となります。
 
ちなみに昨年の「国吉祭2016」では同講座が開講する一般教養講義「クリエイティブ・ディレクター養成講座」の受講生がと後楽館高校生が主体となり、国吉の作品やその人となり、つまり「国吉康雄コンテンツ」を利用し、国吉祭を企画、運営しました。子どもからお年寄りまで幅広い客層で賑わいました。
 
次回もお楽しみに!
 
 

9月29日

国吉祭2017舞台情報!

 いよいよ9月30日(土)10:00発売です


 

 
おはようございます!
国吉祭2017宣伝班です。
今回は前回お伝えした通り,「国吉祭2017」の情報をお伝えします。
 

アートを見るって,コピーでもいいんじゃないですか?
本物じゃないとって,なんか気分の問題かなと.
そもそも,アートってナニって話だし.

 
 
舞台のキャッチコピーを見つつ、基本情報です、、、!
 
タイトル
「老いた道化の肖像を巡る幾つかの懸念」
 
概要
20世紀アメリカを代表する岡山出身の洋画家・国吉康雄作品《Mr.Ace》の実寸大模写作品と
コンテンポラリーダンス.ライブでの音楽演奏や岡山伝統の獅子舞を盛り込んだ実験的岡山
オリジナル演劇作品で,瀬戸内の芸術・文化都市から芸術作品や文化財に対する人と社会
の向き合い方を描きます。
 
公演日時
11月25日 19:00~ / 11月26日 13:00~,18:00~
 
会場
岡山大学鹿田キャンパス・附属病院内 Junko Fukutake Hall (通称・Jホール)
岡山県岡山市北区鹿田町2−5−1
 
舞台チケット料金 ( ) 内当日
一般:¥3,000 (¥3,500)
学生:¥2,000 (¥2,500)
全席指定・開場は開演30分前
 
チケット購入方法
9月30日土曜日10時発売開始
1. (クレジット/コンビニ決済)  
2. おかやまシンフォニーホールチケットセンター
おかやまシンフォニーホール1F 10:00~18:30
WEB,電話予約,チケット発送対応 (086-234-2010)
 
お問い合わせ
info@yasuo-kuniyoshi-pj.com
 
他にも、Jホール外会場にて、屋台を並べ、学生企画のイベントやワークショップを行います。
屋台では岡山後楽館高校クニヨシ部によるグッズ販売なんてのも企画をしています!
詳しい情報が入り次第、随時投稿したいと思うので、チェックよろしくお願いします。
(お楽しみに!!)


9月25日

はじめまして。私たちは国吉祭運営スタッフの岡山大学生です。

 アートと文化で、岡山の人たちと人づくりと場づくりをしています。


はじめまして。
私たちは国吉祭運営スタッフの岡山大学生で、岡山大学大学院教育学研究科に設置されている「国吉康雄研究講座」の受講生です。
この講座では、岡山や瀬戸内地域の文化・芸術資源を活用した地域課題の解決を解決するために、地域を訪ね、一緒に考え、活動しています。
と、言いつつも、今日が初めてのブログに、まだまだ戸惑いいっぱいです。
ここでは、この秋、11/25(土)・26(日)に岡山市で開催される「国吉祭2017」やその関連イベントについて詳しく説明させていただきます。
 
と、その前に私たちについても説明を少し…
 

● 私たちの活動・「国吉康雄プロジェクト」について

まず、みなさんは国吉康雄という画家を知っていますか?
国吉康雄は、1889(明治22)年に岡山市出石町(現在の北区中出石町)で生まれ、16歳で働き口を求めてアメリカに行きました。ところが、英語を習得するために通っていた夜間高校で絵の才能を見出され、ニューヨークを拠点に活動するようになります。
しかし、太平洋戦争(1941年12月7日 – 1945年9月2日)では敵性外国人(敵国人)とされ、FBIからの監視対象となってしまいます。それでは国吉は、ヒューマニティーと民主主義を信条とする自らの信念に従って活動を行い、戦前・戦後を通してアメリカを代表する画家となりましたが、1953(昭和28)年、多くの友人や仲間たちに惜しまれながらニューヨークで亡くなりました。
そんな国吉の作品を最も多く保有するのが岡山であり、この国吉作品群を岡山の地域と文化の発展に活用できないかと始まったのが国吉康雄プロジェクトです。
岡山大学大学院教育学研究科《国吉康雄を中心とした美術鑑賞教育研究講座》が中心となるこのプロジェクトでは、国吉作品の研究・顕彰を行い、その多面的な活用法を開発し、国吉康雄作品とその資料、情報をコンテンツとして考え、地域へと発信・共有することで、岡山の地域,歴史遺産、文化、教育現場と連携し、“国吉康雄コンテンツ”の持つ可能性を核とし、地域貢献と文化発信に挑戦したいと考えています。
 

● 国吉祭2017について

私たちが行なっている試みの1つに、国吉作品と研究資料を利用し開催される体感型アートイベントが「国吉祭」というのがあります。「国吉祭」は、第1回の2013年から毎年開催され、今年で5回目となります。昨年の「国吉祭2016」からは国吉康雄研究講座の開講する「クリエイティブディレクター養成」の受講生と、岡山市立岡山後楽館高校「クニヨシ部」の学生が主体となってイベントを企画、運営しています。今年の「国吉祭2017」では、国吉の作品である「Mr.Ace」(1952)を題材としたオリジナル舞台劇「老いた道化の肖像をめぐる幾つかの懸念」を中心に、関連イベントやワークショップなどが、岡山大学鹿田キャンパスJホールにて行われます。詳しくは明日、11/26(火)の投稿をご覧ください!
 
さて、第1回目のブログ、いかがでしたでしょうか。これから、このブログやSNSを使って、私たちのプロジェクトについて発信していきたいと考えています。国吉作品のような地域芸術文化資源を、楽しみながら活用し、次世代へと伝えていくためのコンテンツとして、新しい価値を見つける作業をしていきたいと思っています。私たちの企画する「国吉祭2017」で、岡山のもつ、新しい魅力を見つけてみませんか?と、見つかればいいなと、私たちも思ってます。
 
ちなみに、写真は2016年開催の国吉祭で、私たちの先輩が企画・運営しました。
ではまた!!