Yasuo Kuniyoshi Project

岡山大学大学院教育学研究科《国吉康雄記念・美術教育研究と地域創生講座》

Pick Up!!

ご来場ありがとうございました
文化資源の保全と管理に関するシンポジウムを10月26日(金曜日)岡山大学にて開催致しました。

 


シンポジウム「岡山から文化芸術資源の保存について考える」の開催意図について

 「岡山県は歴史と文化あふれる地域です」~ 岡山県作成のサイトには、こんな言葉が記されています。実際、岡山には170点(2018年5月現在)もの国宝・重要文化財があり、これは伊勢神宮がある三重県に次ぐ規模のもので、文化によって都市・地域プロデュースを行なっている石川県を超えるものです。岡山は古代吉備の遺産を伝える建造物や遺構が多数あり、世界的な絵画コレクションで知られる大原美術館を中心に賑わう倉敷美観地区や、瀬戸内のアートプロジェクトであるベネッセアートサイト直島への玄関口としても知られています。そして、武家庭園の傑作といわれる後楽園周辺(岡山市北区)には文化施設が集中する地区があります。美人画で知られる竹久夢二(1884-1934)を記念・顕彰する美術館や源氏物語絵巻などのコレクションで知られる林原美術館。雪舟などの日本画のコレクションを所蔵する県立美術館やオリエント美術専門の美術館など、公立の美術・博物館もこの地区にあります。他、利用者日本一の県立図書館や音楽ホールや劇場いう文化施設が集中し、岡山市北区は、国内有数の質と量、そしてコンパクトさで際立つ文化地区です。現在、政府は文化芸術推進基本計画において、「文化芸術の多様な価値を活かして、未来をつくる」という方針(平成30年3月6日閣議決定)のもと、文化芸術立国としての指針を示しています。これは、「文化芸術資源を活用し、世界の文化芸術交流のハブとなる」などを目指すものです。しかし、東日本大震災、熊本地震、そして、この7月の豪雨と立て続けの台風被害、そして北海道での震災を目の当たりにした私たちは、私たちの国土がその歴史上、多くの災害に見舞われてきた「災害発生地域」であることを再認識しました。そして、私たちの歴史や暮らしの拠り所ともなる文化財や芸術作品があまりに脆い「宝物」であることを実感したのです。有形無形を問わず、これらの保存は不断の努力を怠った途端、消えてしまう危ういものでもあるからです。先に触れた文化芸術推進基本計画」の前文でも、「我が国の文化芸術資源は、保存技術や材料の確保、伝承者の育成等を含め、長い歴史を通じて各地域の先達の地道な努力により今に受け継がれてきた価値あるものであり、世界に誇るべきものである。これを維持、継承、発展させることはもとより、日本人自身がその価値を十分に認識する必要がある」と謳われています。一方で、2015年に岡山市が実施した調査で、アンケートに回答した市民の多くが文化芸術資源の生活への「よい影響」を認識しながら、その半数が「文化施設を利用しない」とも回答しています。残念ながら、本講座で主催する講義、イベント等で実施した学生、市民へのアンケートからも、日頃の文化芸術資源への関心は高いとは言えず、また岡山市内北区が日本有数の文化芸術資源を有し、文化施設の集中地区という認識は薄いようです。ですが、私たちの暮らす地域には、故あって、今現在、非常に多くの価値ある文化芸術資源を、先人たちから預かっています。だからこそ、懸念されるのは、有事の際、貴重な人類の遺産である文化芸術資源の損失を招きかねないということです。私たちは多くの文化芸術資源を、この時代にこの地域で「預かっている者」として、この宝の適正な保存と、その根拠となる研究を積極的に進めなければなりません。このためにまず、地域の文化芸術資源の価値を地域に発信する取り組みを行うために、岡山スポーツ文化振興財団と本講座によ理、共同で企画されたのがシンポジウム「岡山から文化芸術資源の保存について考える」です。
 本シンポジウムでは、平成30年7月豪雨の被災地で、古文書や書画、個人宛の手紙、写真まで、幅広く「記憶と記録」に関わるレスキュー作業を行なっている「岡山史料ネット」の活動報告と、岡山大学の今津教授が行ってきた被災前の基礎調査が、現状のレスキュー活動にどれだけ有益だったかを。そして、東北、熊本などの被災地に赴き、罹災作品のレスキュー活動を行なっている絵画保存修復家の岩井希久子氏。ニューヨークで歴史的建築物の外装・彫刻の修復などを行ない、第二次世界大戦中、ナチスドイツの大量虐殺の犠牲となったユダヤ人のためのメモリアルなどの制作を行なってきた彫刻家の吉野美奈子氏を招いての対話と総合討議に加え、平成30年7月豪雨の水害の過程、地域学習と防災教育などを研究を行っている岡山大学大学院教育学研究科の松多教授の岡山での災害についての報告などを予定しております。これを機に、地域の文化芸術資源を後世に伝える意義について考えることが、地域の皆様と共にできればと考えております。何卒、多くの皆様に会場にお運びいただけますよう、お願い申し上げます。
 

2018年10月 岡山大学国吉康雄記念・美術教育研究と地域創生講座 才士真司

 
 

 

 

国吉祭とは

「海外で高い評価を受けてはいても、故郷の岡山での知名度はそれほどでもない画家・国吉康雄。そんな国吉の作品や最新研究を、多くの人に発信したい」という、市民や学生が企画した体感型アートイベントが「国吉祭」です。2013年から、国吉の故郷、岡山市出石町住民により開催されてきた国吉祭に、2015年から、岡山大学大学院教育学研究科「国吉康雄研究講座」が参加。これまでに、作品展示やアートワークショップなどを、岡山大学、岡山県立大学、岡山市立後楽館高等学校の学生と市民有志、東京からのプロスタッフなどと作り上げ、岡山市内を中心に開催してきました。
今年の「国吉祭」は、岡山県内各地を巡ります。その名も「国吉祭2018 CARAVAN」。「国吉祭」を開催することで、地域と学生が交流し、互いに新たな発見があることを期待しています。

 

国吉祭2018CARAVAN in 玉野


 

 

  

 

 
玉野市の宇野港は、アートの島として国内外の注目を集める瀬戸内海の島々への玄関口で、3年に一度、瀬戸内海の島々と高松と宇野で開催される現代アートの祭典、「瀬戸内国際芸術祭」への開催を来年に控えています。国吉祭の玉野での会場は宇野港ではなく、「玉野ショッピングモール」です。玉野ショッピングモールは宇野港の近くにありますが、観光客のための施設ではなく、玉野市中央公民館と玉野市立図書館が入る、地域のための施設です。会場を、アートを求める来訪者のための港付近ではなく、地域の中心施設で開催するのは、国吉祭がまず、「地域市民にアートというものが、どう思われているか」ということを考えるため、岡山大学国吉講座の学生たちが企画したからです。そんな大学生たちも、「アートって何だろう」と国吉祭を企画しながら、仲間と議論し、自問自答を繰り返しています。ですから、会場で地域住民と交流するなかで感じる様々な気づきや閃きが学生たちには大切な時間となるでしょう。そして、地域の皆さんにも、学生たちと一緒に、アートや文化との関わり方についての考える機会となっていただければ幸いです。
 
会場:玉野ショッピングモール メルカ
 
 
主催・企画:国立大学法人岡山大学大学院教育学研究科《国吉康雄記念・美術教育と地域創生講座》
主催:文化がまちにある!プログラム in 備前実行委員会 / 岡山県 / (公社)岡山県文化連盟 / おかやま県民文化祭実行委員会
製作:一般社団法人クニヨシパートナーズ
助成:公益財団法人福武教育文化振興財団
制作:岡山大学教養教育科目「クリエイティブ・ディレクター養成」受講生 / 「岡山のクリエイティブセクターの活性化を図る」自主ゼミナール
後援:玉野市 / 玉野市教育委員会 / 岡山県教育委員会
協力:玉野ショッピングモールメルカ / 岡山トヨタ自動車株式会社 / 株式会社協同プレス / 岡山大学工学部創造工学センター / 出石国吉康雄勉強会
総合監督:才士真司(岡山大学准教授 / クリエイティブディレクター)
プロデューサー:伊藤 駿(岡山大学助教 / クニヨシパートナーズ)
 
 

10月13日(土) 10:00~16:00 


  • 講演会・対談
  • 岡山大学国吉康雄研究講座の先生が、「地域とアート」をテーマに講演と対談をします。対談のお相手はニューヨークを中心に芸術家として活躍する吉野美奈子さんをお迎えします。ここでしか聞けない貴重な講演と対談です。ぜひお誘い合わせの上、お越しください。

 

  • 11:00~12:00
  •  「地域とアートと私たちと」
  • 伊藤 駿 岡山大学大学院教育学研究科助教

 

  • 12:30 ~13:30
  • 「国吉康雄と岡山」
  • 江原久美子 「ベネッセアートサイト直島」元学芸員
  • 岡山大学大学院教育学研究科准教授

 

  • 14:00 ~15:00
  • 「ニューヨーカーとアートの距離感」
  • 吉野美奈子 芸術家(モニュメントアーティスト・彫刻家・画家・ニューヨーク在住)
  •   ×
  • 才士真司 クリエイター・岡山大学大学院教育学研究科准教授
  •  

 

10月14日(日) 10:00~16:00


  • カゼインワークショップ 11:00〜12:30ごろ
  • 「すぐに(風に当てれば10分ほど)乾く」「重ね塗りが短時間で可能」。こんな「カゼイン絵具」の特徴と、カゼイン絵具を使った様々な描き方を紹介しながら、実際にカゼイン絵具を使った制作を行います。絵を描くの好きな方には新たな発見が。絵を描くことに慣れていない方も楽しめるワークショップです。国内ではあまり使われなくなったカゼイン絵の具での創作を、ぜひこの機会に楽しんでください。
  • 定員:10名(高校生以上・要予約。086-251-7633にご連絡ください。)
  • 持ち物:なし(絵の具を使った作業です。服装にお気をつけください)
  • 会費:無料
  • 注意点:カゼイン絵具には牛乳成分が含まれています。アレルギーがある方は、参加をご遠慮ください。

 


  • 国吉康雄検証ドキュメンタリー「国吉を誤解している日本・忘れたアメリカ」上映会   13:00〜14:30ごろ
  • 国吉康雄の弟子で、アーティストのブルース・ドーフマン氏や、アメリカのバード大学で、国吉康雄の研究をしているトム・ウルフ氏などのインタビューで構成。上映会終了後は才士真司監督による貴重なトークも実施します。

 


  • 国吉スタンプラリー(13日・14日両日実施。16:00まで参加できます)
  • メルカ館内で「国吉スタンプラリー」を開催します。
  • スタンプを全て集めた方には、国吉康雄絵葉書セット(非売品)をプレゼントします。
  • 残念ながら、集めきれなかった。。という方にも、絵葉書を一枚プレゼントします!

 


  • アートワークショップ(13日・14日両日実施。16:00まで参加できます)
  • 国吉康雄が、その作品のモチーフに多用した「仮面」を制作するワークショップや、オリジナルの絵の額を作る「額装ワークショップ」、国吉作品を的にした「輪投げ」、国吉福笑いなどを無料で実施します。国吉祭開催中はいつでも参加することができます。

  

 
国吉祭2018CARAVAN in 吹屋


 

 

 
     

 

 
高梁市吹屋町は、国吉祭にとって縁ある場所。2016年、この町を代表する広兼邸の修復後の初イベントとして「国吉祭2016」が行われ、好評を博しました。CARAVAN1回目となる今回は、赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観で統一された美しい町並みで国の重要伝統的建造物群保存地区に認定された「吹屋ふるさと村」が国吉祭の舞台となります。
※平成30年7月豪雨の影響で通行規制がされている区間があります。詳しくは来場前に下記までご連絡ください。
高梁市成羽町観光協会吹屋支部 Tel 0866-29-2222
 
会場:長尾醤油蔵
 
 
企画・主催 :国立大学法人岡山大学大学院教育学研究科《国吉康雄記念・美術教育研究と地域創生講座》
製作:一般社団法人クニヨシパートナーズ
助成:公益財団法人福武教育文化振興財団
制作:岡山大学教養教育科目「クリエイティブ・ディレクター養成」受講生  / 「岡山のクリエイティブセクターの活性化を図る」自主ゼミナール
後援:高梁市成羽町観光協会吹屋支部 / 高梁市教育委員会 / 岡山県教育委員会
協力:岡山トヨタ自動車株式会社 / 岡山県立高梁城南高等学校 美術部 / 長尾醤油店  / 岡山大学工学部創造工学センター  / 株式会社 協同プレス  / 出石国吉康雄勉強会  / 公益社団法人岡山県文化連盟
コーディネート:田邊典子(陶芸家 吹屋ふるさと村陶芸館 / 株式会社 吹屋 ディレクター)
総合監督:才士真司(岡山大学准教授 / クリエイティブディレクター)
プロデューサー:伊藤 駿(岡山大学助教 / クニヨシパートナーズ)
 

9月29日(土) 16:00~19:00 前夜祭


  • 寺子屋「シリーズ・地域とアートと私たちと」
  • 吹屋ふるさと村のイベントスペースとしてリノベーションされた長尾醤油蔵が、「地域とアートへの関わり方」について学ぶ、寺子屋に変身!岡山・瀬戸内のアートと地域の関わり方を、岡山大学の講師陣が紹介します。
  • 16:00~
  •  「出石から国吉康雄を 郷土の画家の再発見と再発信」
  • 伊藤 駿 岡山大学大学院教育学研究科助教
  •  
  • 17:30 (夜小屋)~
  • 「地域とアートと私たちと」
  • 田邊典子 陶芸家 ・ディレクター
  • ×
  • 才士真司 クリエイター・岡山大学大学院教育学研究科准教授
  •  

 

9月30日(日) 10:00~16:00


  • 寺子屋「シリーズ・地域とアートと私たちと」
  • 10:00~
  •  「岡山の洋画家たち」
  • 赤木里香子 岡山大学大学院教育学研究科教授

 


  • カゼインワークショップ 11:00〜12:30ごろ
  • 「すぐに(風に当てれば10分ほど)乾く」「重ね塗りが短時間で可能」。こんな「カゼイン絵具」の特徴と、カゼイン絵具を使った様々な描き方を紹介しながら、実際にカゼイン絵具を使った制作を行います。絵を描くの好きな方には新たな発見が。絵を描くことに慣れていない方も楽しめるワークショップです。国内ではあまり使われなくなったカゼイン絵の具での創作を、ぜひこの機会に楽しんでください。
  • 定員:10名(高校生以上・要予約。086-251-7633にご連絡ください。)
  • 持ち物:なし(絵の具を使った作業です。服装にお気をつけください)
  • 会費:無料
  • 注意点:カゼイン絵具には牛乳成分が含まれています。アレルギーがある方は、参加をご遠慮ください。

 


  • 国吉康雄検証ドキュメンタリー「国吉を誤解している日本・忘れたアメリカ」上映会   13:00〜14:30ごろ
  • 国吉康雄の弟子で、アーティストのブルース・ドーフマン氏や、アメリカのバード大学で、国吉康雄の研究をしているトム・ウルフ氏などのインタビューで構成。上映会終了後は才士真司監督による貴重なトークも実施します。

 


  • 寺子屋「シリーズ・地域とアートと私たちと」
  • 15:00~
  • 「瀬戸内海・直島の軌跡 ベネッセアートサイト直島の運動」
  • 江原久美子 「ベネッセアートサイト直島」元学芸員
  • 岡山大学大学院教育学研究科准教授

 


  • アートワークショップ(30日のみ実施。15:00まで参加できます)
  • 国吉康雄が、その作品のモチーフに多用した「仮面」を制作するワークショップや、オリジナルの絵の額を作る「額装ワークショップ」などを無料で実施します。国吉祭開催中はいつでも参加することができます。

  

岡山大学「国吉康雄講座」の准教授であり、横浜そごう美術館や瀬戸内市立美術館での国吉展企画でもある才士真司氏が、岡山を中心として展開している「国吉康雄プロジェクト」についてインタビューを受けました。

クリックするとサイトへアクセスします。

Concept

国吉康雄を研究・顕彰するということ

 2015年にアメリカのスミソニアン・アート・ミュージアムで、没後初となる大規模な回顧展が開催された国吉康雄(1899-1953)。国吉は、日露戦争後の国策によって、アメリカに労働移民として16歳で渡りながら、その絵の才能をもアメリカの教育システムにより発見、育てられ、独特な作風を確立。ヴェネチア・ビエンナーレのアメリカ代表となるなど、20世紀前半のアメリカを代表する画家として活躍します。また、アーティストに対する人種差別や制作地域に対する偏見などと戦うなど、アーティストの権利獲得運動の中心に立ち、アメリカ美術家協会初代会長となるなど、社会的改革者、開拓者としても高く評価されています。
 国吉の作品には、アメリカの自由と民主主義の信念と、第二次世界大戦を敵性外国人として過ごさなければならなかった葛藤が描かれ、見る者に強烈なメッセージを投げかけます。国吉が“思考させる画家”と呼ばれる由縁です。その国吉の世界最大のコレクションはその生誕地である岡山市にあります。
 岡山大学大学院教育学研究科《国吉康雄研究講座》を中心とする“国吉康雄プロジェクト”では、国吉作品の研究・顕彰を行い、その多面的な活用法を開発し、国吉康雄作品とその資料、情報をコンテンツ化。地域へと発信・共有することで、岡山の地域、歴史遺産、文化、教育現場と連携し、“国吉康雄コンテンツ”の持つ可能性を核とし、地域貢献と文化発信に挑戦したいと考えています。また、スミソニアン・アメリカン・アート・ミュージアムでの回顧展を機会に、第二次大戦後の国吉がそう願いながらも、病のため、道半ばとなった日米文化の架け橋となるプロジェクトとして、国吉が暮らしたニューヨークと国吉生誕の地てある岡山とで交流の場を設け、国吉康雄を岡山、日本、アメリカ、世界に発信します。


 国吉康雄 A to Z LinkIcon (福武教育文化振興財団のサイトへ移動します) 
 
 

国吉康雄 Yasuo Kuiniyoshi
画家。1889年岡山市北区出石町にて誕生。16歳で単身渡米。1953年ニューヨークにて没。アメリカ美術家協会創設メンバーにして、初代会長。ベネチアヴィアンナーレアメリカ代表など。2015年にアメリカの国立美術館であるスミソニアン・アメリカン・アート・ミュージアムにて回顧展が開催され、ニューヨーク・タイムス、ワシントンポストなどで絶賛され、その年の全米美術館の評価ランキングで3位の企画展という栄誉を受けるなど、アメリカの多様性を体現するアーティストとして再評価が始まっている。
 
福武コレクション 
福武總一郎が所蔵する国吉康雄作品および遺品・資料。2017年4月時点で600点余。

福武コレクション特設サイトLinkIcon

SAAMの《逆さのテーブルとマスク》福武コレクション BHMの《ミスターエース》 国吉康雄記念碑(出石町) 国吉康雄模写PJ 「国吉康雄を探して」出演者

 NEWS

2018.4.5 「国吉康雄展 ここは、わたしの遊び場」がテレビせとうち「TSC NEWS5」に取り上げられました。
2018.3.18 瀬戸内市立美術館で「国吉康雄展 ここは、わたしの遊び場」がスタートしました!
2017.11.23 11月24日(金)のOHK「何しよん」と「みんなのニュース」のニュースコーナーで取り上げていただきます!
2017.11.22 舞台「老いた道化の肖像をめぐる幾つかの懸念」が山陽新聞に取り上げられました!
2017.11.21 舞台「老いた道化の肖像をめぐる幾つかの懸念」が朝日新聞に取り上げられました!
2017.11.3 国吉祭2017 の特設ページが公開されました!!
2017.10.5 音楽舞台劇「老いた道化の肖像をめぐる幾つかの懸念」チケットぴあ(Pコード:482029 / 興行コード:1746077)にて好評発売中!!
2017.9.26 音楽舞台劇「老いた道化の肖像をめぐる幾つかの懸念」情報解禁しました。特設ページへ
2017.9.26 国吉祭2017 オフィシャルブログ開設しました。国吉祭を運営する学生たちの本音をのぞいてみてください。
2017.9.13 音楽舞台劇「老いた道化の肖像をめぐる幾つかの懸念」情報解禁日が9月26日(火)に決まりました!
2017.4.12 CD講座主催の演劇プロジェクトの詳細を発表しました。詳細ページへ
2017.4.11 本サイトのデザインをリュニーアルしました。

 
 
 

国吉康雄顕彰短編映画「国吉康雄を探して」予告編

岡山市製作 / 2013年
監督・脚本・編集 才士真司
出演 藤原礼子/佐々木麦帆/長谷川智浩/山下菜々子/小川崇史/井上可奈子/大河原喬

本編はこちら

 


 

Service

岡山大学大学院教育学研究科《国吉康雄研究講座》を中心とする“国吉康雄プロジェクト”では、国吉作品の研究・顕彰を行い、その多面的な活用法を開発し、国吉康雄作品とその資料、情報をコンテンツ化。地域へと発信・共有することで、岡山の地域、歴史遺産、文化、教育現場と連携し、“国吉康雄コンテンツ”の持つ可能性を核とし、地域貢献と文化発信に挑戦したいと考えています。また、スミソニアン・アメリカン・アート・ミュージアムでの回顧展を機会に、第二次大戦後の国吉がそう願いながらも、病のため、道半ばとなった日米文化の架け橋となるプロジェクトとして、国吉が暮らしたニューヨークと国吉生誕の地てある岡山とで交流の場を設け、国吉康雄を岡山、日本、アメリカ、世界に発信します。

Study
+ Honoring
国吉康雄顕彰・研究活動

岡山市出石町出身でアメリカを代表するアーティストであり、アーティストの権利活動のリーダであった人権・社会活動家、ニューヨークを拠点に多くの現代アーティストを育成した教育者である国吉康雄(1889-1953)の研究と顕彰活動を行います。また、国吉康雄をコンテンツとした美術鑑賞教育プログラムを開発し、運用しています。

国吉康雄研究ダイアグラム

 

Improvement

《芸術文化資源》を活用した
地域コンテンツの開発と運用

岡山には多様な《芸術文化資源》があります。この貴重な地域独自の資源を活用した地域コンテンツの開発とその運用を行い、文化を基材とした新たなイノベーションが起こる素地を地域に育むとため、地域の《芸術文化資源》と岡山大学の《人材と知財》、岡山の人的・経済的《地域力》のマッチングを積極的に行う事業を展開しています。

国吉コンテンツを運用したプロジェクト展開図

Training

クリエイティブセクター人材の育成

地域の芸術文化資源を生かし、地域コミュニティーのハブとなりうる、クリエイティビティーの豊かな人材の育成するための事業を行っています。昨年度の活動では多様性に富む、様々な団体・個人の関与がありました。今年度も行政や地域の関係市民団体、企業との協働企画として、学生、市民の文化的生活の充実とクリエティブセクター(人材・関連産業)の育成、活性化を図る事業を実施致します。

 

国吉祭2016の岡山大学生・岡山後楽館高校生

 

 

舞台劇『老いた道化の肖像をめぐる幾つかの懸念』
及び関連周辺事業の製作

岡山大学鹿田キャンパス・Jホール 11月25日・26日

国吉康雄作品を使用した《オリジナル演劇コンテンツ『老いた道化の肖像をめぐる幾つかの懸念』とその関連事業の開発》を産官学、市民との協働事業として組成し、地域の芸術文化資源を生かした地域課題を考察するための事業を企画。講義のなかで、《岡山市のクリエイティブセクターの活性化を図るプログラム》を実施いたします。『CD養成』では、舞台作品の企画準備、宣伝計画、教育・地域連携などの関連イベントを企画。舞台本公演のプロデュースと運営と報告書を作成し、地域や関係団体と成果を共有し、課題の検証を地域協働プロジェクトとして行います。 
詳細ページ

Results

国吉康雄作品と研究資料をコンテンツとし、様々な企画、イベントを実施しています。

国吉康雄研究講座

岡山大学大学院教育学研究科

 

《国吉康雄を中心とした美術鑑賞教育研究寄付講座(国吉康雄研究講座)》は、2015年10月より岡山大学大学院教育学研究科に、公益財団法人福武教育文化振興財団と公益財団法人福武財団の寄付により、岡山市北区出石町出身のアメリカを代表する洋画家で人権・社会活動家、教育者である国吉康雄(1889年 - 1953年)の研究と顕彰活動を、国吉作品を日米最大規模で有する岡山から、教育連携を中心に推進するために設置されました。 

美術展覧会の組成 

国吉康雄展 etc

 

国吉康雄を紹介し、最新の研究成果の発信、教育連携プログラムの推進を合わせた企画展を組成しています。これまでにベネッセハウスミュージアム(2013年)、岡山シティミュージアム(2014年)、そごう美術館(2016年)での開催された展覧会の企画を行いました。詳しくはこちら

Art Education 

美術教育・研究プログラム

美術鑑賞教育プログラムとして、
1)対話型鑑賞
2)探究型鑑賞
3)創作ワークショップ
などを地域や教育現場の希望に合わせプランニングし、日本全国で出張講座を行います。
 
また、2013年、2014年には広島市立大学の画学生が、国吉作品の実寸大の模写を行うプログラムも実施いたしました。

国吉康雄勉強会

2012年 〜

国吉康雄の生まれ故郷である岡山市北区の出石町で毎月開催されている。研究者や愛好家の集まりではなく、「国吉さんのことを知っておきたい」と、出石町のおばあちゃんたちが言い出したことが始まりだ。それを町内会、婦人会などが支え、今年もまた月に一度集まり、国吉作品についての意見を交換しています。研究者や愛好家の集まりではなく、どなたでも自由に参加できる読書会のような絵画鑑賞クラブです。

クニヨシ部

岡山後楽館高校

岡山市立岡山後楽館高校が《クニヨシ部》という学生有志の文化活動団体を設立し、国吉康雄作品をアレンジし、文具や小物を制作、販売するという試みを行いました。このプロジェクトを成立させるために、本講座が硏究知見を提供し、公益財団法人福武財団がコレクションの素材使用を許可。出石国吉康雄勉強会が商品開発のための取材活動に協力いたしました。この活動には、行政・民間の助成団体や後楽館高校PTAが資金を提供し、地元企業が商品の制作をCSRの一環として破格の条件で請け負い、国吉祭2016の会場で販売にまでこぎつけました。
 

国吉祭の運営

 
2013年に出石町で初めて開催された《国吉祭》は、以来、毎年続けられてきた国吉康雄の作品と研究資料をコンテンツとした体感型イベントです。この企画は、2016年の第4回より、岡山大学の国吉康雄研究講座生が企画を引き継ぎ、10月21日(金)の前夜祭から、22日(土)、23日(日)の期間、ルネスホール(岡山市北区)にて、出石町はもちろん、岡山県や岡山市、地域企業の支援を受けて開催いたしました。本年も、11月の舞台劇《老いた道化の肖像を巡る幾つかの懸念》の公演と関連プログラムの実施が予定されています。 詳しくはこちら

 

日系アメリカ人アーティスト研究

近代の日本は、多くの移民をアメリカに送り出してきました。彼らの中にはアメリカにその才能を発見され、教育の機会とチャン スを生かし、国吉康雄のようにアーティストとしてアメリカに生きた者が多くいます。そんな先人たちの活躍を受け、第二次世 界大戦後も多くの日本人アーティストがアメリカに渡りました。今、アメリカでの国吉康雄の再評価が進んでいることを受け、 その議論を日系アメリカ人アーティストに広げ、その活動を紹介しています。

 
 

 

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About Us

組織概要

名称

岡山大学大学院教育学研究科《国吉康雄研究講座》 / 国吉康雄プロジェクト

所在地 / 連絡先

〒700-8530 岡山市北区津島中3-1-1  Tel 086-251-7633(直通)

講座設立 / プロジェクト発足

2015年10月 / 2012年4月

連携先

公益財団法人福武教育文化振興財団 / 公益財団法人福武財団

スタッフ数

常勤3名

 
 
《バンダナをつけた女》油彩/1936年/87.0×64.7cm/福武コレクション

Contact

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※当社の営業時間は、平日月曜日から金曜日の午前10時から午後7時までとなります。